


ダブルス本戦
木下選手は2回勝って3Rに進出しました

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ダブルス本戦
木下選手は2回勝って3Rに進出しました
Day25,26(現地時間7/3,4)
自信と課題をお土産にして帰国です。
最初から最後まで気を抜くことなくやりきった選手達に大きな拍手を送りたいです。ひとまずは休んで、暫くは暑い日本での戦いになりまが、一日一日を大切にして昨日の自分よりもほんの少しでも成長出来るようにファイトしてほしいと思います。
最後になりましたが、スポンサーの富士薬品様、事務局の皆様、ホームコートの皆様、選手のご家族の皆様、皆様のサポートのお陰で良い遠征になりました。心より感謝を申し上げます。
森下結有(三重グリーンTC)
【無事帰国しました!】
約1か月の遠征を経て、無事帰国することができました。
色んなことが起きた1か月でした。初のヨーロッパで選手たちも戸惑ったこともあったかと思います。特に大会間の大移動は、今となってはすごく貴重な経験でしたね!
まずはテニスの面から。
言わずもがな、「クレーコート特有の戦い方」に全員刺激を受け、人によってはその難しさに悩みました。が、今後プレーヤーとして成長するために、必要な薬であったと思います。日本にいたら気付けない事に強制的に気付かされる環境。それがヨーロッパにはあります。そこで浮彫にされた「課題」にどう立ち向かうか、そこは彼女たちの今後に期待します。
最後になりましたが、このようなまだ大変な世の中において、遠征をサポートしてくださる富士薬品さまはじめ、多くのスタッフの皆様に感謝申し上げます。
【無事イタリアに到着しました】
羽田空港を出発して、トルコのイスタンブール空港を経由し、イタリアのローマ空港に到着。そこからさらに電車で5時間ほど移動して、ようやく目的地に到着しました。日本を離れてから約30時間の大移動。本当にお疲れ様でした。
小田凱人選手(東海理化)が国枝慎吾選手に挑戦した準決勝でしたが、惜しくも敗退でした。
国枝選手の貫禄と気迫溢れるプレーに終始押されてしまいましたが、初のグランドスラムでベスト4は本当に素晴らしい結果です。
同日に行われたダブルスでは、地元フランスの選手と組んで臨み惜しくも敗退してしまいましたが、胸を張って、今後さらなる高みを目指してほしいと思います!
勢いが留まることを知らない15歳の小田凱人選手(東海理化)が、4月28日に史上最年少でプロ宣言の記者会見を行いました。
車いすテニス界のレジェンドである国枝慎吾選手は25歳のときに、当時の車いすテニス界で初のプロ転向記者会見を行いました。その後女子の世界トップ選手である上地結衣選手は高校卒業後にプロ転向していますが、いかに今回の小田選手の15歳でのプロ転向が偉業であることがわかります。皆さんも各メディアやSNS等でニュースを見て頂いた方も多いのではないでしょうか。
筆者である私は当日、空港から記者会見場への送迎中、たくさん本人とお話させて頂いたのですが、(他の皆さんも口を揃えて言う通り)15歳とはとても思えない「ビジュアル」「落ち着き」「大人な思考」「明確な目標」を備えていると感じました。もちろん今後いろんな壁にぶつかると思いますが、彼ならそんな壁を乗り越えて、世界のトップになってくれるのではと強く期待させられます。
追記になりますが、小田選手は記者会見の日、そのまま車いすテニス世界国別選手権「2022 BNP PARIBAS WORLD TEAM CUP」の日本代表としてポルトガルに飛び立ちました。またその後の全仏オープンにも出場が決定。無事出場できた場合、16歳23日での出場となり、グランドスラム史上最年少出場記録となります。
まだまだ偉業達成ラッシュが続きます。
引き続き応援のほどよろしくお願い致します!